加瀬亮と市川実日子の魅力を語るには、ヒット作での輝かしい実績を抜きにすることはできない。劇的な展開と独特の世界観でカルト的な人気を博したTBS系ドラマおよび映画『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』において、加瀬亮が見せた凄みのある演技は観客を魅了した。不器用で熱い警察官役をリアルに演じ切り、作品の成功を牽引した。
一方、市川実日子もまた日本映画界の歴史に残る大ヒット作『シン・ゴジラ』で強烈な印象を残した。環境省の官僚・尾頭ヒロミ役を冷静沈着かつ人間味豊かに演じ切り、第40回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。邦画界における彼女の地位を確固たるものとした。テレビドラマや巨大怪獣映画など、ジャンルを問わず作品のクオリティを一段引き上げる演技力こそが、二人の共通項である。