旺盛に脇芽を伸ばし、放っておけばジャングル化するナス科特有の生命力。これをコントロール下に置く代表格が、2本の支柱を畝をまたいで斜めに交差させる「合掌造り」だ。交差点に長尺の横通しを通すことで、左右からの揺れを完全に相殺する強靭なトラス構造が完成する。
畑や広めのスペースが確保できる環境なら、合掌スタイルに「主枝一本仕立て」を組み合わせるのが王道だ。余分な側枝を早めに摘み取り、一本の幹にエネルギーを集約させる。風通しが劇的に改善されるため、梅雨時期のカビ由来の病気リスクを遠ざけ、葉の1枚1枚に太陽光を均等に届ける環境が整う。