YouTubeやInstagramを開けば、「1日3分で激痩せ」「脚がカモシカになるストレッチ」といった刺激的なサムネイルが溢れかえっている。手軽にアクセスできる情報はモチベーションを高める一方で、思わぬ落とし穴も潜んでいる。
自分のアライメントの歪みを無視してフォームが崩れたまま高回数の運動を真似ると、本来鍛えたい部位ではなく代償動作として太もも前部やふくらはぎを過剰に使ってしまう。結果として「運動しているのに脚が太くなる」という悲劇が起きる。大切なのは回数やスピードではない。ターゲットとする筋肉が正しく収縮し、関節に不自然なトルクがかかっていないかを1レップごとに確認する冷静さだ。