目をつぶるとつむるの決定的な違い!辞書改訂で迫る使い分けの真相

目をつぶるとつむるの決定的な違い!辞書改訂で迫る使い分けの真相

目をつぶるとつむるの決定的な違い!辞書改訂で迫る使い分けの真相の注目されている理由をコンパクトにまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。

日本語学・語源学の観点から歴史を遡ると、元々は「つむる」のほうが古い形であったことが分かっている。古代の文献には「つむる(目をつむる・閉じる)」に関連する語根が見られ、それが中世から近世にかけて音変化を起こし、「つぶる」が派生したとされる。

国立国語研究所が蓄積する歴史的テキストデータベースを紐解いても、江戸時代の町人文化の中で「つぶる」の使用頻度が徐々に高まり、口語としての勢力を広げていった軌跡が追える。

ひとつの身体動作から派生した二つの響きが、長い歳月をかけて「客観的・実際的なつぶる」と「主観的・情緒的なつむる」へと役割を分担していった。言葉の生存戦略とも呼べる見事な進化である。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。