退所後の動向について、当初ネット上では「別の大手事務所へ電撃移籍するのではないか」「TOBEなど新天地での再始動か」といった観測が飛び交っていました。しかし、髙橋優斗が選んだ道は、そうしたファンの憶測を鮮やかに裏切るものでした。彼は自ら100%出資に近い形で「YX factory株式会社」を立ち上げ、後に主力ブランド名を冠した「横浜バニラ株式会社」へと商号を変更。代表取締役社長CEOに就任したのです。
同社が展開するメイン事業は、厳選した最高級バニラビーンズを使用したプレミアムスイーツの企画・販売です。なぜ数ある選択肢の中で「スイーツ」と「横浜」だったのか。髙橋は地元・横浜市保土ケ谷区で育ち、地元に対する並々ならぬ郷土愛を抱いてきました。港町・横浜が誇る洋菓子文化の歴史に新たな息吹を吹き込み、手土産の定番となる地域ブランドを自らの手で育てることを事業計画の柱に据えたのです。
公式X(旧Twitter)アカウント「@motomachimayuge」や公式Instagramでは、仕入れの現場や試作開発の苦悩、パッケージデザインの選定過程まで、経営者としての汗を飾らずに発信。かつてアイドルとして浴びていた歓声とは異なり、ひとりの若手起業家が品質と顧客満足に向き合う真摯な姿は、旧来のファンのみならず地元の財界人や一般消費者からも高い共感を獲得しています。