本作のリリース初期、主要レビュー集積サイトやSNSにおいてRise of the Roninの評価・評判は極めて特徴的な二極化を示しました。大手レビューサイトのメタスコアが70点台後半に落ち着いた一方、実際に数百時間を注ぎ込んだ熱心なアクションゲーマーからは「近年の和風アクションで屈指の中毒性」と熱狂的な支持を集めたのです。米IGNなどの海外メディアも、本作の戦闘システムの完成度を「同ジャンルの競合を凌駕する水準」と激賞する一方で、オープンワールドのビジュアル表現に関しては慎重な評価を下していました。
このギャップが生じた最大の背景には、事前のプロモーションから受け取ったユーザー側の期待値のズレが存在します。美麗なフォトリアルグラフィックと映画的な情緒を最優先する層からは「最新世代機専用タイトルとしてのビジュアル的衝撃が薄い」という指摘が上がりました。しかし、実際にコントローラーを握り、敵の刃を弾く快感に触れたプレイヤーの間では、Rise of the Roninに寄せられたネットの反応・口コミは劇的な好転を見せています。
「最初は地味に見えたが、流派を切り替えながら敵を崩す立ち回りを覚えた瞬間、時間を忘れて没頭した」「坂本龍馬や桂小五郎と肩を並べて戦う高揚感がたまらない」といった声がコミュニティの主流を占めるようになり、表層的なグラフィックの粗さを卓越したプレイフィールが完全に凌駕していった経緯が浮き彫りになっています。