一見するとオカルトめいた謎の呪文か、はたまた架空の歴史劇の登場人物のように思える「摩多以」。その実態は、西洋文明の根幹である聖書の使徒マタイを、近代日本の先人たちが叡智を結集して漢字に置き換えた言語遺産でした。
怪異や陰謀論のフィルターを一枚剥ぎ取ることで見えてくるのは、過酷な社会構造の中で罪人と呼ばれながらも立ち上がり、克明な記録者へと生まれ変わった一人の歴史的人物、そしてその物語を自国の文化圏に迎え入れようとした翻訳者たちの情熱です。ネット空間に飛び交う表面的な情報に惑わされることなく、言葉の背景にある豊かな歴史的文脈を読み解く姿勢こそが、情報過多な時代を生き抜く確かな知性となります。 (出典: 摩 多 以(Yahoo!ニュース))
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