Google25周年の真相|なぜ誕生日が9月27日なのか徹底検証

Google25周年の真相|なぜ誕生日が9月27日なのか徹底検証

Google25周年の真相|なぜ誕生日が9月27日なのか徹底検証の概要と注目ポイントを徹底的にカバーしました。

Google検索のトップ画面に「it's google's 25th birthday」と表示された瞬間、ITリテラシーの高いユーザーの間で真っ先に浮上したのが「日付の矛盾」でした。カリフォルニア州の公的記録を確認すると、共同創業者であるラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンが「Google Inc.」を法人登記したのは1998年9月4日です。会社の誕生日を「法人設立日」とする一般的な商慣習から見れば、3週間以上も日付がズレています。

実は、Google自身も初期の頃は自らの誕生日を正確に定めていませんでした。公式発表資料や過去のアーカイブを検証すると、驚くべき変遷が浮かび上がってきます。

  • 2002年(4周年):9月27日に記念Doodleを公開
  • 2003年(5周年):9月8日に記念Doodleを公開
  • 2004年(6周年):9月7日に記念Doodleを公開
  • 2005年(7周年)以降:現在に至るまで9月27日に完全固定

なぜ2005年を境に9月27日へと固定されたのでしょうか。その裏には、当時熾烈を極めていたポータルサイト王者・Yahoo!とのインデックス競争が存在します。2005年9月下旬、Yahoo!が検索エンジンのインデックス規模でGoogleを上回ったと大々的にアピールしました。これに対抗する形で、Googleは即座に対抗措置を取り、圧倒的なページインデックス数の拡大を公式発表したのがまさに9月26日から27日にかけてのタイミングでした。

Googleの公式ブログでも、過去にエンジニアが「実際の設立日は9月4日だが、初代Doodleを公開した時期や、競合との節目が重なった9月27日を祝うようになった。正確な理由を覚えている人間は社内にもほとんどいない」とユーモアを交えて認めています。厳密な規約よりも実利と遊び心を優先する、シリコンバレー初期のハッカーカルチャーがそのまま定着した結果といえます。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。