「流刃若火」の読み方は「りゅうじんじゃっか」。護廷十三隊の創設者であり千年以上トップに君臨し続けた山本元柳斎重國(やまもとげんりゅうさいしげくに)の魂そのものが形容された斬魄刀です。普段は老人姿の山本総隊長が突く木製の杖の内部に仕込まれており、戦闘時には杖の木皮を砕いて漆黒の鞘と柄を持つ本来の刀身を現します。
始解を起動するための解号は「万象一切灰燼と為せ『流刃若火』(ばんしょういっさいかいじんとなせ りゅうじんじゃっか)」。この言葉と共に抜刀されるや否や、刀身から噴き出した炎が周囲の大気・雲・水分を一瞬で蒸発させ、周囲数キロメートルに及ぶ広範囲を熱波で覆い尽くします。
作中で「炎熱系最強」と謳われる理由は、単なる火力の高さにとどまりません。放出される霊圧そのものが超高熱を帯びており、隊長格の死神ですら間近に立つだけで皮膚が焼け焦げるほどの威圧感を放ちます。山本総隊長自身の底知れない霊力量と合わさることで、一般的な始解とは比較にならない文字通りの「天変地異」を引き起こす点が、最強たる所以です。