ネット上の口コミや評判を見ると、「法テラスは対応が遅い」「担当弁護士が頼りなかった」といったネガティブな意見が見受けられます。費用面で圧倒的な優位性を持つ制度でありながら、なぜこのようなデメリットが指摘されるのでしょうか。
最大の要因は、法テラスの窓口経由で申し込んだ場合、相談者が弁護士を指名・選択できない点にあります。離婚、相続、債務整理、交通事故など、法律トラブルにはそれぞれ専門的なノウハウが求められます。しかし、窓口でランダムに割り振られた弁護士が、必ずしも自分の抱えるトラブルの専門家とは限りません。経験の浅い若手や、相性の合わない弁護士に当たるリスクが存在します。
このデメリットを回避する決定的な解決策が、「弁護士の持ち込み方式(個別受任)」です。
持ち込み方式とは、法テラスと契約している民間の法律事務所を自分で探し、直接相談に出向いた上で「法テラスの立替制度を使って依頼したい」と申し出る手法を指します。この方法を使えば、実績や人柄を自ら確認して納得した弁護士に、法テラスの低廉な料金設定のまま事件処理を担当してもらえます。後悔のない解決を目指すなら、持ち込み方式に対応している専門弁護士を自力で探すアプローチがベストです。