SNSやネット掲示板に寄せられる参加者の口コミ評判を分析すると、全体の8割以上が「高額だったが一生の宝物になった」「至近距離で目を見て話せただけで元が取れた」という肯定的な評価を下しています。普段のドーム公演では味わえない「人間としての推し」に触れられた感動は、他のエンタメ消費では代替できない価値を持っています。
一方で、参加検討者が最も不安を抱くのが「おひとり様参加」のハードルです。「周りがグループばかりで孤立するのではないか」という懸念は根強いものの、大手旅行会社の催行実績や現場アンケートによると、ツアー参加者の約60〜70%が単独参加(一人参加)であるというのが実態です。
同じタレントを熱烈に応援するファン同士が集うため、送迎バスの座席やホテルのロビーで自然と意気投合し、生涯の「推し友」ができるケースも珍しくありません。しかし、一人参加の注意点として事前に理解しておくべき現実的なリスクも存在します。
第一に、ホテルの「シングル部屋追加料金」です。基本代金は2名1室利用を前提としているため、1人部屋を希望すると30,000〜60,000円程度の追加代金が加算されます。費用を抑えるために「相部屋希望」を選択することも可能ですが、生活習慣の違いやいびき、起床時間のズレによるトラブルのリスクを覚悟しなければなりません。
第二に、極めて高いチケット当選倍率の壁です。会場規模が限定されているため、人気アイドルや韓流トップスターの場合、倍率が5倍〜10倍を超えることも日常茶飯事です。落選時の精神的ショックが大きいだけでなく、同伴者との重複応募制限など、公式旅行会社パッケージプラン特有の厳格な応募規定を熟読しておく必要があります。