インターネット上の口コミ評判や釣り人のコミュニティを検証すると、リニューアル後の須磨海づり公園に対する生の声には明確な傾向が見られます。
まず釣果情報に関して、現地を訪れたアングラーから最も高く評価されているのは「潮流が生み出す魚種の多彩さと魚の引きの強さ」です。須磨沖は明石海峡から流れ込む速い潮がぶつかる一級ポイント。春先にはメバルやカサゴなどの根魚、初夏から秋にかけてはアジやサバ、サヨリの数釣りが楽しめます。さらに秋深まる時期には、ハマチやメジロといった青物、タチウオ、アオリイカ、さらには底付近で良型マダイやチヌ(クロダイ)が竿を絞り込みます。
利用者のレビューには次のようなリアルな意見が寄せられています。
「WEB予約のおかげで、昔みたいに夜中から車で待機する必要がなくなったのが最高。足場が格子状のグレーチングではなく歩きやすいデッキに改修されたエリアもあり、子どもが物を落とす心配が減った」(30代ファミリー)
「潮が動き出すと川のように流れるため、軽いオモリのサビキ仕掛けだと隣の人とオマツリ(仕掛けが絡むこと)を連発する。スタッフのアドバイス通り重めの号数(20〜30号など)を準備していかないと痛い目を見る」(40代ベテラン釣師)
現場を観察すると、快適性が向上した一方で「潮の速さに対する知識不足」によるトラブルが散見されます。スタッフによる巡回指導や仕掛けのアドバイス体制は強化されていますが、自然の海を相手にする以上、潮流の特性に応じた仕掛けの調整が釣果を伸ばす最大の分岐点となっています。