ポップアップテントのたたみ方|1人で10秒収納できる決定打とコツに関する専門家の意見を詳しく解説いたします。
一口にポップアップ式と言っても、流通している製品には大きく分けて「丸型(サンシェード型)」と「大型キャンプ型(ケシュア等)」の2系統が存在します。それぞれの特性に合わせた手順を踏まなければ、どれほど練習しても収納袋には収まりません。
例えば、ファミリー層に圧倒的人気を誇るコールマンポップアップテント畳み方(クイックアップIGシェードなど)は、頂点を足元へ折り込んでから左右の輪をクロスさせる王道の丸型たたみ方がそのまま通用します。一方で、フランス発祥のアウトドアブランドとして知られるケシュアポップアップテントたたみ方(2 SECONDSシリーズ)は、内部に張り巡らされた「赤と黄色のガイドテープ」と「バックル」を順番に引き寄せることで、自動的に8の字から円形へとガイドされる独自システムを採用しています。
タイプ・主要モデル構造特性とたたみ方の手順収納難易度・所要時間目安編集部の見解・実用性評価コールマン
クイックアップシェード系オーバル型ワイヤー。平らな三角形にして頂点を足元へ引き込み、左右の輪を交互に重ねる標準方式。難易度:中
所要時間:約15秒遮光性・通気性に優れる。フレームに適度な剛性があるため、頂点を倒す際に少し思い切りが必要。ケシュア(デカトロン)
2 SECONDS シリーズインナー一体型。内部のプラー(引き紐)を引き、クリップバックルを連結させて円形に絞り込む独自機構。難易度:低〜中
所要時間:約20秒手順さえ覚えれば力はほぼ不要。ただし紐を引く順序を間違えると元の形状に復元しにくくなるため予習必須。汎用サンシェード
(ホームセンター・EC各社)ポップアップテント丸型たたみ方が基本。ワイヤーが柔軟で、三角形から8の字へ丸め込むシンプルな構造。難易度:低
所要時間:約10秒軽量で扱いやすいが、フレームが細いため風に弱い。サンシェードテントのたたみ方として最も普及している。傘式ワンタッチテント
(参考比較)中央ハブのロープを引く/押し下げる折りたたみ傘構造。フレームを関節部分から内側へ折る。難易度:極低
所要時間:約30秒ワイヤーを丸める恐怖感はゼロ。ただしポップアップに比べて重量があり、収納サイズも縦長で嵩張る。
ここで混同してはならないのが、ワンタッチテントとポップアップテントの違いです。一般に「ワンタッチ」と総称されがちですが、ポップアップ式は「形状記憶フレームの弾性によって袋から出すだけで広がる円形収納タイプ」を指します。一方、狭義のワンタッチテントは「折りたたみ傘のように骨組みのハブ関節を押し引きして展開する細長収納タイプ」です。たたみ方のロジックが根本的に異なるため、自分が持っているギアがどちらの構造であるかを把握しておくことがトラブル回避の第一歩となります。