Q1:2026年のとんど焼きに行きそびれてしまった場合、正月飾りはどうすれば良いですか?
A1:無理に次年度まで家庭内に保管する必要はありません。多くの神社では境内に通年で「古神札納め所」を設置しており、小正月を過ぎても預かって後日お焚き上げしてくれます。社寺へ行けない場合は、大きめの白い紙(半紙や新聞紙)を広げ、中央に置いた正月飾りに左・右・左と塩を振って清め、感謝の祈りを捧げてから可燃ゴミとして処分してください。神道において「清めてから捨てる」行為は正式な処置として認められています。
Q2:神社のお守りと、お寺のお札を一緒にお焚き上げへ出しても大丈夫ですか?
A2:原則として一緒に出すのは避けてください。神社(神道)はお祓いと神送り、寺院(仏教)は読経と供養という全く異なる宗教観に基づいています。神社で受けたものは神社のとんど焼きへ、お寺で受けたものはそのお寺の「納札所」や「お焚き上げ供養」へお返しするのが正しい作法です。やむを得ず判別がつかない場合は、社務所の神職へ事前に確認してください。
Q3:持参する際のお焚き上げ料(初穂料)の相場と、渡し方のマナーを教えてください。
A3:自治会主催の河川敷でのとんど焼きは無料のケースも多いですが、神社境内で行われる場合は「寸志」または「初穂料」を納めるのが丁寧なマナーです。相場は正月飾り数点であれば500円〜1,000円程度、古いお札やお守りが多数ある場合は1,000円〜3,000円程度が一般的です。白封筒(またはポチ袋)に「初穂料」または「寸志」と墨やペンで表書きし、納札所に設置された賽銭箱へ納めるか、受付の係員に直接手渡します。
Q4:ダイダイ(みかん)や餅そのものを炎の中に投げ込んでもいいですか?
A4:絶対に投げ込んではいけません。生のみかんや水分を含んだ大きな鏡餅をそのまま火に投げ込むと、火力を著しく低下させるだけでなく、内部の水分が急激に沸騰して破裂し、周囲の参拝者へ熱い灰や火の粉を撒き散らす大事故に繋がります。食べ物は外して家庭で美味しくいただくのが本来の「神人共食(しんじんきょうしょく)」の精神です。