Q1:足のむくみで腎臓が悪い場合、クレアチニンの数値はどれくらいになりますか?
A1:一般的に血清クレアチニンの基準値は男性で約1.0mg/dL以下、女性で約0.7mg/dL以下です。足のむくみがはっきりと自覚される段階では、クレアチニン値が基準値を超えて1.5〜2.0mg/dL以上に上昇しているケースや、eGFRが30〜45mL/分/1.73㎡未満まで低下している例が多く見られます。ただし、ネフローゼ症候群のように、クレアチニン値が正常範囲内であっても大量の蛋白尿によって重度のむくみが生じる病態もあるため、血液検査だけでなく尿検査の数値を併せて評価することが必須です。
Q2:片足だけがパンパンにむくんでいるのですが、腎臓病の可能性はありますか?
A2:腎臓病が原因で足がむくむ場合、血液全体の成分バランス崩壊が原因であるため、基本的に「両足対称」に現れます。片足だけに著しいむくみ、腫れ、赤み、痛みがある場合は、腎臓ではなく血管外科や整形外科領域の病気(下肢静脈瘤、深部静脈血栓症、リンパ浮腫、関節炎、蜂窩織炎など)の可能性が極めて濃厚です。特に片足が急激に腫れて痛む場合はエコノミークラス症候群の恐れがあるため、循環器内科や血管外科を速やかに受診してください。
Q3:腎臓病による足のむくみは、マッサージや市販の着圧ソックスで改善しますか?
A3:根本的な解決にはならず、病態によっては危険を伴います。一時的に組織の水分を上部へ押し上げることはできても、体内の水分過多や低アルブミン血症という根本原因が治っていないため、ソックスを脱げば短時間で元に戻ります。さらに、心不全を合併している場合、足の水分を急激に上半身へ還流させることで心臓に過剰な負荷をかけ、呼吸不全を悪化させるリスクがあります。市販の弾性ストッキングや強いマッサージを行う前に、必ず主治医に腎機能の状態を確認してください。 (出典: 足 の むくみ 腎臓(Yahoo!ニュース))