「声」の構成要素を完全に分解すると、声の画数7画の組み立ては極めて理にかなったストロークで成り立っています。教育現場で活用される声書き順アニメーションのコマ送りデータや常用漢字筆順規則(文部科学省『筆順指導の手引き』)に基づき、全7画のプロセスを詳細に確認していきましょう。
- 1画目(横画・長):左から右へ、やや右上がりに長めの横線を引きます(士の上部)。
- 2画目(縦画):1画目の中央を正確に捉え、垂直に短く下ろします。
- 3画目(横画・短):2画目の終端を通り、1画目よりも明確に短い横線を引いて「士」を完成させます。
- 4画目(左の縦画):下部パーツの左側にある縦棒を、やや内側へ絞るように上から下へ引きます。
- 5画目(横折れ):4画目の始点付近から右へ進み、角をしっかり作ってから下へ折れ曲がります。
- 6画目(中央の横画):折れの内側、やや高めの位置に短い横線を水平に引きます。
- 7画目(左払い):文字の重心を支えるように、中央から左下方向へのびやかに払います。
この声の筆順において、最大の難所となるのが4画目から7画目にかけての展開です。「外側の枠組みを先に作り、内側を満たしてから左払いへ抜ける」という漢字筆順の基本原則が貫かれています。ここを自己流に崩してしまい、横折れ(5画目)を先に書いたり、左払いを先に走らせてしまったりすると、文字全体の重心が大きく傾く原因となります。