SNSやネット掲示板、ファンコミュニティの一次情報を精査すると、多幸感に満ちた絶賛の声の一方で、事前の予備知識不足からくる現地での戸惑いや「後悔」の証言も少なからず確認できます。
特にアリーナ席で散見されるのが、「演者が背後へ移動した際の首の疲労と見失い」です。小田和正は曲ごとに歩行ルートを変え、四方八方に広がる花道を自在に移動します。センターステージやバックステージ側で歌唱している間、前方席の観客は終始後ろを振り返る体勢を強いられ、「前の人が一斉に振り返るため、かえって視界が完全に遮られた」「首と腰に想定以上の負担がかかった」というシニア層からの切実な声が記録されています。
一方、スタンド400レベルの視界に関しては、「ステージ上の本人が豆粒のように小さく、スクリーンの映像を見る時間が増えた」という距離感の乖離が指摘されています。たまアリ特有の構造として、400レベルはアリーナの天井近くに位置し、すり鉢状の急な傾斜がついています。足元が狭くステップが急であるため、「立ち上がって手拍子をするのが怖かった」という高所への警戒感や、アリーナの熱気から心理的に孤立してしまうケースも報告されています。