急増する日本のベトナム市場!人気食材店の現場と安さの裏側を追う

急増する日本のベトナム市場!人気食材店の現場と安さの裏側を追う

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実際の店舗利用者やネットユーザーは、この特異なマーケットをどのように評価しているのでしょうか。Googleマップのレビュー、SNS上の投稿、地域掲示板に寄せられたベトナム食材専門店ネットの反応およびアジア食材スーパー口コミ評判を網羅的に分析すると、熱烈な称賛と戸惑いの双方が鮮明に浮かび上がってきます。

ポジティブな意見として最も目立つのは、やはり生鮮ハーブ類の圧倒的なクオリティと価格破壊です。「近所のスーパーでは小さなパックで300円するパクチーが、両手いっぱいの束で200円以下だった」「日本では入手が難しいノコギリコリアンダー(ngò gai)やラロット(ハイゴショウの葉)が新鮮な状態で買える」といった料理愛好家の喜びの声が溢れています。また、冷凍肉のコーナーに並ぶ豚耳、丸鶏、アヒルの肉など、一般的な日本の精肉売り場では手に入らない希少部位が手に入る点も高い支持を集めています。

その一方で、日本的な均質サービスに慣れた消費者からのネガティブな指摘やカルチャーショックも散見されます。「店員同士が母国語で大声で会話していて入るのに勇気が要った」「日本語が通じにくい店員がいて、調味料の使い方を聞けなかった」「値札の貼り間違えがあった」といった声です。現場を歩く記者自身も、愛知郊外の大型店舗で店員に商品の特徴を尋ねた際、笑顔ながら身振り手振りのジェスチャーのみで対応された経験があります。日本の大手流通チェーンのようなマニュアル化された接客を期待していくと、少なからずギャップを感じる場面に直面するのがリアルな現場の姿です。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。