道内最大の公開模試「道コン(北海道学力コンクール)」における札幌南高校のボーダーラインは、合格可能性80%を確保するための極めてシビアな目安を示しています。北海道の入試制度は「学力検査点(500点満点)」と「内申点(個人調査書・315点満点)」の総合評価で決まりますが、札南受験生の間では内申点Aランク(315点満点中296点〜315点)の保持が事実上の前提条件となっています。
道コンの合格者データによると、Aランク上位(内申点305点以上)を確保している受験生の場合、学力検査本番での合格ラインはおよそ425点〜435点(得点率85%〜87%以上)が安定圏です。万が一、内申点がBランク(276点〜295点)に留まっている場合は、相応の失点をカバーするために445点以上の超高得点を叩き出す必要があります。
学力検査重視枠(一般枠とは別に当日の筆記試験結果をより大きく評価する枠組み)が存在するとはいえ、実力伯仲の受験生同士が数点差を争う現場において、内申点での大きなビハインドは致命傷になりかねません。中学校1〜2年次からの綿密な定期テスト対策と内申点確保が、最終的な勝敗を左右します。