てんさい糖(甜菜糖)とは、主に北海道などの寒冷地で栽培されるヒガンバナ科(旧アカザ科)の根菜「甜菜(てんさい / 別名:ビート、サトウダイコン)」を原料とした砂糖です。「ダイコン」という名がついていますが、大根の仲間ではなく、ほうれん草と同じヒガンバナ科に分類されます。
収穫されたビートの根を細かく刻んで温水に浸し、糖分を抽出した後に煮詰め、結晶と糖蜜に分離させます。この糖蜜をさらに濃縮・乾燥させて仕上げたものが、普段私たちが目にする薄茶色のてんさい糖です。精製度を抑えて作られるため、素材本来の風味や天然のミネラル・オリゴ糖がしっかり残されているのが大きな特徴です。