厨房機器の個人売買や中古売買に関して、現場の飲食店オーナーたちからはどのような声が上がっているのでしょうか。中古製氷機ネットの反応や業界関係者の手記から、生々しい証言を検証します。
都内で居酒屋を立ち上げたある店主は、開業時のブログやSNSでこう振り返っています。
「内装費が膨らみ、厨房機器を削るしかなかった。ネットオークションで『先週まで居酒屋で稼働、動作確認済み』と書かれた5万円の製氷機を購入。しかし設置した初日から異音が鳴り響き、出てくる氷は白く濁って異臭がした。耐えかねて点検を呼ぶと、内部はカビとカルキで真っ黒。分解洗浄とファンモーター交換の見積もりは合計9万8,000円。結局、最初から厨房機器店で15万円の整備済み中古を買うか、新品をリースすべきだったと痛感した」
また、知恵袋や業界フォーラムでも「製氷機の現状渡し(ノークレーム・ノーリターン)」による失敗談が定型パターンのように繰り返されています。出品者の「電源が入ることを確認しました」という言葉は、単にコンセントを差して通電ランプが光ったことを意味しているに過ぎず、「規定の時間内に正常な角氷が製氷され、脱氷し、ストッカーに溜まるか」を保証しているわけではないからです。
一方、成功例として挙げられるのは「中古厨房機器の大型チェーンで、業務用製氷機中古保証評判を確認した上で購入した」というケースです。自社で完全分解洗浄を行い、3ヶ月から6ヶ月の動作保証を付けている専門店から購入したオーナーは、「導入から3年間ノントラブルで動いている」「初期費用を30万円浮かせた分、運転資金に回せた」と語っており、どこから買うかによって天と地ほどの差が生じています。