SNSや大手質問掲示板を調査すると、子どもの小学校入学をきっかけに自身の書き順の間違いに直面した親たちの切実な声が数多く見受けられます。
「小1の息子の宿題を見ていて『5の書き順が逆だよ!』と注意したら、連絡帳で担任の先生から『お母さん、今の教科書でも縦線からが正解ですよ』と優しく訂正されて恥ずかしさで固まりました……」(30代女性・パート)
「会社の伝票入力で、同僚の書いた『5』がどう見てもアルファベットの『S』に見えてトラブルになったことがある。横棒から一筆書きで流す癖がある人の文字は、急いでいるときに本当に判読が難しい」(40代男性・営業事務)
現場の小学校教諭に話を聞くと、「入学当初の算数プリント数字練習では、横棒から書く子どもがクラスの約半数にのぼる」という証言が得られました。就学前の幼児数字なぞり書きドリルを自己流で進めてしまったり、保護者が横棒から書く手元を見本にして真似てしまったりすることが、早期の誤認定着を助長している実態が浮き彫りになっています。