フランス落としとは?仕組みや名前の由来と動かない時の対処法を徹底解説

フランス落としとは?仕組みや名前の由来と動かない時の対処法を徹底解説

フランス落としとは?仕組みや名前の由来と動かない時の対処法を徹底解説に関する疑問を詳しくまとめました。最新データをご確認ください。

フランス落としは、主に左右に開く「両開きドア」や、大小で構成される「親子扉」において、普段開け閉めしない側の扉(子扉・袖扉)を枠にしっかりと固定しておくための建築金物・サッシ金具です。

通常のドアノブで日常的に開閉する側を「親扉」、固定側を「子扉」と呼びますが、子扉がフラフラと動いてしまっては鍵がかかりません。そこで、子扉の端面(小口=閉じたときに親扉と重なり合う側面)にフランス落としを埋め込み、上下の枠に頑丈なロッド棒(ロックピン)を突き刺すことで、扉を壁のように不動の状態に保ちます。

内部のフランス落としの仕組みは極めてシンプルかつ合理的です。扉の小口に取り付けられたツマミ(操作レバー)を上下にスライドさせると、扉の内部を通る金属製のロッド棒が連動します。レバーを押し下げると床面の「受け金具(受座・ツボ)」に、押し上げると上枠の受け穴にそれぞれピンが深く差し込まれ、扉が機械的にロックされます。

日常のフランス落としの使い方としては、普段は上下のピンを下ろした(または上げた)状態で子扉を固定しておき、引越しや模様替えで大きな荷物を運び入れる際、ツマミを中央側へ引いてピンを受け穴から引き抜くだけで、簡単に両開きの開放空間を作り出すことができます。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。