愛犬の舌出しを観察する上で、何よりも注視すべきは「舌の色」と「全身状態」です。通常は健康的なピンク色をしていますが、酸素が全身に行き届かなくなると、舌の色が紫色や青白く変色するチアノーゼが現れます。これは重度の呼吸困難や急性心不全を示す極めて危険なサインであり、一刻を争う救急医療が必要です。
さらに、呼びかけに対する反応が鈍く、体が小刻みに震えたり意識が朦朧としていたりする場合、てんかんや脳神経疾患の影響で舌の収縮運動が制御できなくなっている疑いがあります。発作の前兆として舌を不自然に出し入れする動作が見られることもあるため、異変を感じた際は動画を撮影し、速やかに動物病院で専門医の診断を仰いでください。