果糖ブドウ糖液糖は本当に体に悪い?砂糖との違いと危険性の真相

果糖ブドウ糖液糖は本当に体に悪い?砂糖との違いと危険性の真相

果糖ブドウ糖液糖は本当に体に悪い?砂糖との違いと危険性の真相の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

多くの消費者が混同しがちなのが、「果糖ブドウ糖液糖」と「人工甘味料(アセスルファムK、スクラロース、アスパルテーム等)」の違いです。前者は天然由来のでんぷんから作られた「糖質・高カロリー(1gあたり約4kcal)」の液体甘味料であり、後者は化学合成された「非糖質・超低カロリー」の甘味料です。身体への影響も全く異なります。 主要な甘味料の特性を客観的データに基づいて比較整理しました。

項目果糖ブドウ糖液糖(異性化糖)砂糖(スクロース/上白糖)高甘味度人工甘味料主原料・製法トウモロコシでんぷんを酵素処理サトウキビやテンサイの搾汁を精製化学合成(塩素化、ペプチド合成等)糖の構造単糖類の混合物(果糖+ブドウ糖が遊離)二糖類(果糖とブドウ糖が化学結合)非糖質(糖類ゼロ)カロリー約4 kcal / g(液体換算で約2.7 kcal/g)約3.84 kcal / gほぼ0 kcal / g体内での主な代謝経路果糖はほぼ全量が肝臓で即時代謝消化管で分解後、全身の筋肉・細胞と肝臓へ消化管で吸収されず排泄、または腎臓から排泄血糖値スパイクのリスク極めて高い(遊離ブドウ糖が即時流入)高い(分解を挟むため液糖よりは緩やか)極めて低い(直接的な血糖上昇なし)編集部のリスク見解液状摂取による脂肪肝・肥満リスクが最大摂取量の総枠管理ができていれば比較的安全腸内細菌叢への影響など長期影響の観察中

この比較から浮き彫りになるのは、果糖ブドウ糖液糖は「人工甘味料」のようなカロリーゼロ物質ではなく、実態としては純度100%の高濃度糖質液であるという事実です。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。