イケメンが多い国アジアの文脈で、世界中から最も注目を集めているのが韓国です。ドラマや音楽カルチャーの世界的な普及によって「韓国男子=美肌で高身長、レディファーストが徹底された理想像」というブランドが確立されました。
しかし、スクリーンの外にいる韓国イケメン一般人の実態はどうなのでしょうか。ソウル現地のオフィス街や大学街を定点観測すると、確かに日本人好みの清潔感ある男性の比率は際立って高いことが分かります。その実態を支えているのは、持って生まれた素質以上に、過酷なまでの外見管理努力です。
韓国社会では就職活動や昇進、対人関係において「外見も能力の一部」とみなされるルッキズムが根強く残っています。そのため、一般の男子大学生やビジネスパーソンであっても、以下のような習慣が日常化しています。
- 徹底したスキンケアと紫外線対策:皮膚科での定期的な管理やBBクリーム、トーンアップ下地の常用。
- 徹底したフィットネス:成人男性の徴兵制経験も手伝い、週3〜4回のウエイトトレーニングで広い肩幅と厚い胸板を維持する意識が高い。
- ヘアスタイルと眉毛のメンテ:月1回のダウンパーマ(サイドの浮き毛を抑える施術)やアートメイクによる眉の整容が一般的。
現地の一般女性への取材によると、「街を歩けば全員が芸能人級というわけではないが、身だしなみや体型管理を怠っている男性に対して社会的な視線が非常に厳しい。結果として平均点が底上げされている」という証言が聞かれました。努力によって獲得された美しさが、韓国特有のスマートな男性像を形成しています。