テスト問題の約8割で出題されるのが「0度、30度、45度、60度、90度」といった有名角です。これらをまとめた三角比の表を暗記する際、各数値をバラバラに覚えようとするのは非常に非効率です。数学有名角の三角比まとめを攻略するには、中学校で学んだ2種類の三角定規(辺の比が $1 : 2 : \sqrt{3}$ と $1 : 1 : \sqrt{2}$)をベースにした規則性に着目します。
実は、30度45度60度の三角比を含む有名角のサインは、すべて「分母が2、分子が $\sqrt{0}, \sqrt{1}, \sqrt{2}, \sqrt{3}, \sqrt{4}$」という極めて美しい並びになっています。すなわち、$\sqrt{0}/2 = 0$、$\sqrt{1}/2 = 1/2$、$\sqrt{2}/2$($= 1/\sqrt{2}$)、$\sqrt{3}/2$、$\sqrt{4}/2 = 1$ という順番です。コサインはその逆順に並べるだけで完成します。
以下の比較表は、主要な有名角における三角比の正確な数値と、試験本番で素早く思い出すための指標を整理したものです。
この三角比の表の覚え方を活用すれば、余白にサッと表の下書きを作るだけでテスト中の計算ミスを根絶できます。タンジェントについても「$\tan\theta = \frac{\sin\theta}{\cos\theta}$」という関係性を使えば、サインの値をコサインの値で割るだけで自然と導出可能です。