では、この160字の急峻な山を登り切るためには何が必要なのでしょうか。暗記効率を飛躍的に高める二年生漢字覚え方コツの要点は、「単字暗記」から「文脈・パーツ結合」への転換にあります。
まず実践すべきは、「部首・パーツの分解と合体」です。例えば「晴」という字を覚える際、一画ずつ棒を数えるように書かせてはいけません。「お日さまの【日】」と「青空の【青】」が合体して「晴れる」になる、とストーリーでインプットします。「話」であれば「【言】葉を【舌】で話す」。「聞」であれば「【門】のところで【耳】を澄ませる」。このように文字の成り立ちをパーツごとに分解して捉えさせると、画数の多い難関漢字も一気に親しみやすい記号へと変わります。
次に有効なのが、「熟語による音訓ペア学習」です。「新」という字を「あたらしい」だけで覚えさせず、「新聞(しんぶん)」「新年(しんねん)」と必ず2年生既習漢字の熟語とセットで音読させます。声に出してリズムで覚えることで、頭の中に「音」と「訓」のネットワークが形成され、読解力向上にも直結する小学2年生漢字苦手克服法が完成します。