TBSバスターミナルで日本人渡航者が最も直面しやすいトラブルが、TBSバスターミナル乗り遅れの注意点と対策を事前に把握していなかったことによるゲート通過拒絶です。多くの旅行者は、スマートフォンに表示された予約確認メールやオンライン予約サイト(redBusやEasybookなど)のQRコード画面を提示すれば、そのままバスに乗車できると誤解しています。しかし、これが最大の落とし穴です。
TBSでは独自の「CTS(Centralized Ticketing System:集中自動発券システム)」を採用しており、運行会社がどこであっても、すべての乗客はL3(レベル3)のメインコンコースにある専用自動キオスク端末または有人カウンターで、乗車専用バーコードが印字された紙のボーディングパスを発行しなければなりません。これを持たずにL2(レベル2)の出発改札ゲートへ向かっても、自動フラップドアのバーコードリーダーが反応せず、弾かれてしまいます。
さらに事態を悪化させるのが、厳格なゲートクローズ運用です。現地の運行管理規定により、出発時刻の15分前(便や混雑状況によっては30分前)に改札ゲートが機械的に遮断されます。発車20分前にターミナルへ到着し、「まだ時間がある」と有人カウンターの発券列に並んだものの、順番が回ってきた頃にはシステム上でゲートが締め切られ、目の前でチケットが無効化される事例が頻発しているのです。このCTSシステムの仕様とゲート締め切りの連動こそが、乗り遅れが続出する構造的要因といえます。