Q1:仕込んでから数日経ちますが、底に溜まった砂糖がカチカチに固まって動きません。もう失敗ですか?
A1:全く問題ありません。上層のエキスが下層に回っていないだけです。瓶のフタをしっかり締め、ゆっくり逆さにして10秒キープする動作を朝晩繰り返してください。それでも溶けない場合は、45℃前後のぬるま湯に瓶の底を浸ける微温湯煎を行えば、結晶が緩んで数日で完全に溶け切ります。
Q2:三温糖や黒糖を使って梅ジュースを作ることはできますか?
A2:可能です。ただし三温糖はカラメル色素による独特の風味、黒糖は強烈なアクとミネラル分を持っています。特に黒糖は浸透圧が強く働きにくく、エキスが濁りやすいため、初心者の方は「氷砂糖50%+黒糖50%」のブレンドから始めることをおすすめします。
Q3:取り出した後の梅の実は捨ててしまうのでしょうか?
A3:捨てる必要はありません。シロップを抽出した後の梅は、少量の水と砂糖を足して弱火でコトコト煮詰めることで絶品の「梅ジャム」に生まれ変わります。また、醤油やみりん、酒と一緒に煮魚や豚の角煮に加えれば、肉を柔らかく仕上げる極上の調味料として余すところなく活用できます。
Q4:常温で冷暗所がないマンション住まいの場合、どこに保管すべきですか?
A4:近年の高気密住宅や夏季の猛暑下では、室温が30℃を超えるケースが珍しくありません。直射日光を避けた風通しの良い廊下の隅やシンク下が基本ですが、室温が28℃を超える猛暑期は、仕込み初期から野菜室(約3〜8℃)に入れて管理するのが最も安全です。低温では砂糖が溶けにくいため、必ず「冷凍梅」を使用して仕込んでください。