暖房器具や熱を発生させる白物家電は、一般的に消費電力が大きい傾向にあります。布団乾燥機も例外ではなく、スペック表を見ると500W〜1,000Wという大きな数値が並ぶため、電気代を警戒する消費者は少なくありません。しかし、実際の電気料金を正しく把握するためには、「消費電力(ワット数)」と「運転時間」を掛け合わせた積算電力量で計算する必要があります。
公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が提示する電力料金目安単価31円/kWh(税込)をもとに、一般的な標準モデル(約680W)とハイパワーモデル(約1,000W)における稼働時間ごとの電気代を算出しました。
数値を見れば明らかなように、冬場に最も頻繁に行われる「就寝前の15〜20分あたため運転」であれば、1回あたり約5円〜7円しかかかりません。仮に1ヶ月間(30日)、毎晩欠かさず使ったとしても、月額料金は約150円〜230円程度の増加に収まります。
週に1〜2回、しっかり湿気を飛ばすために60分間の乾燥運転を行った場合でも、月4回の稼働で約84円〜124円です。家族数人分の布団を温めるケースを除けば、単身世帯や主寝室での使用において「電気代が急増する」という事態は構造上あり得ないことが分かります。