ネット上の掲示板や検索サジェストで時折見かけるのが、「池袋キャンパスは閉鎖されたのか」「100周年記念本館は取り壊されるのか」といった誤解に基づいた噂です。こうした憶測が生まれた背景には、中目黒・代官山キャンパスの開校があまりにも華々しくメディアで報じられたため、池袋側の情報発信が相対的に落ち着いて見えたという事情があります。
しかし、真相は正反対です。大学側の公式アナウンスおよび教育体制の推移を確認すると、池袋キャンパスの土地・建物は大学の貴重な基本財産として確固たる位置づけを維持しています。現在の池袋キャンパスは、大学院生の研究拠点、オーケストラや吹奏楽の大人数リハーサル、附属音楽教室や附属高等学校の拠点として、朝から晩まで楽器の音色が途切れることはありません。
むしろ学部生の一部機能が中目黒に移ったことで、100周年記念本館内の練習室や研究室のキャパシティに余裕が生まれ、一人あたりの練習時間枠の確保や集中した創作活動という点では「以前よりも学習・研究環境としての快適度が格段に向上した」というのが現場のリアルな評価です。