胃痛の痛み止めにカロナールは効く?効かない理由と正しい市販薬

胃痛の痛み止めにカロナールは効く?効かない理由と正しい市販薬

胃痛の痛み止めにカロナールは効く?効かない理由と正しい市販薬とはどのようなものなのか? 専門的な分析を整理してお届けします。

SNSやネット掲示板、Q&Aコミュニティにおける生の声を定性分析すると、驚くほど多くの人が「胃が痛い=痛み止めを飲めばいい」という誤認からトラブルに直面しています。

「生理痛と胃痛が同時に来て、とりあえず常備していたカロナールを飲んだが、下腹部の鈍痛はマシになったのに胃のキリキリ感だけは全く引かなかった」(20代女性・SNS投稿)
「熱はないが胃が締め付けられるように痛く、自宅にあったカロナールを2錠飲んだ。数時間経っても変化がなく、翌朝消化器内科に駆け込んだら急性胃炎と診断され、最初から胃薬を飲むべきだったと医師に諭された」(30代男性・コミュニティ投稿)

調剤薬局に勤務する薬剤師へのヒアリング調査でも、同様の懸念が語られています。「頭痛薬や生理痛薬としてカロナールを日常使いしている患者様ほど、『痛いときはこれ』という条件反射で胃痛にも服用してしまいがちです。また、胃薬(テプレノンやスクラルファートなど)とカロナールの併用・飲み合わせ自体は薬学的に相互作用がなく安全ですが、効果がない薬を飲み続けることで肝臓に無用な代謝負荷をかけることになります」と現場のプロは警鐘を鳴らします。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。