少しでも摂取カロリーを抑えたい、あるいは腹持ちを劇的に改善したい場合は、土台となる主食の質を見直すアプローチが効果的です。多くの人が主食としている白米と、精米されていない玄米を同量(150g)で比較してみると、興味深い事実が浮かび上がります。
意外なことに、150gあたりの熱量は白米が約234kcalであるのに対し、玄米は約228kcalと、カロリー自体の差はわずか6kcal程度に過ぎません。しかし、決定的に異なるのが「食物繊維の量」と「GI値(食後血糖値の上昇度)」です。玄米には白米の約5〜6倍もの食物繊維が含まれており、糖質の吸収スピードを緩やかにしてくれます。硬質な食感のおかげで自然と咀嚼回数が増えるため、卵と合わせても早食いを物理的に防ぐことが可能です。白米特有の柔らかさで流し込んでしまう癖がある人ほど、玄米やもち麦ご飯へのシフトが絶大な効果を発揮します。