Q1:大手ハウスメーカーなら欠陥住宅のリスクはゼロですか?
A1:リスクは決してゼロではありません。工法や部材の品質管理は高度化されていますが、実際の施工現場を担当するのは地域の工務店や一人親方の大工です。人手不足が深刻化する近年、現場監督の巡回が不十分な現場では、大手であっても断熱材の隙間や防水処理のミスなどの施工不良が報告されています。大手という看板に過信せず、自ら現場を確認するか、第三者の住宅診断士を活用することが重要です。
Q2:「今月中に契約すれば300万円値引きする」と言われました。本当にお得ですか?
A2:お得に見せかけた営業戦略である可能性が極めて高いです。住宅業界では、契約を急がせるために最初から値引き分を見積もりに上乗せしておく手口が横行しています。さらに、契約後に詳細な仕様を決める段階でオプション費用として回収されるケースがほとんどです。「今月限定」というプレッシャーに惑わされず、詳細な内訳仕様が確定するまでは絶対に契約書にサインしてはいけません。
Q3:打ち合わせの途中で営業担当者を変えてもらうことはできますか?
A3:可能です。相性が悪かったり、レスポンスの遅さや説明の不誠実さが目立ったりする場合は、我慢せずに店長や支店長宛てに担当者の変更を申し出てください。優秀で誠実な営業マンに交代することで、家づくりのトラブルの多くは回避できます。もし担当変更の申し出に対して不快感を示したり、拒否したりするようなハウスメーカーであれば、その会社自体と契約するのをやめるべきです。
Q4:ローコスト住宅はやめたほうがいいと聞きますが、本当ですか?
A4:一概にすべてをやめたほうがいいわけではありません。無駄な広告費を削り、部材の一括仕入れや間取りの規格化によって適正な低価格を実現している優良なビルダーも存在します。避けるべきなのは、「なぜ安いのか」の合理的な理由を説明できず、必要な工程や現場管理費、職人の人工(人件費)を削って安さを演出している会社です。極端に工期が短いメーカーや、現場の整理整頓ができていない会社は避けてください。