1947年に福島県郡山市で生まれた西田さんは、劇団青年座を経て一躍トップスターへと登り詰めました。そのキャリアはコミカルな人情劇から重厚な時代劇、大ヒットバラエティまで極めて多岐にわたります。
特に映画『釣りバカ日誌』シリーズでは、主人公の「浜ちゃん」こと浜崎伝助を22作にわたって熱演。故・三國連太郎さん演じる「スーさん」との名コンビは、平成の日本映画界を代表する国民的キャラクターとなりました。
また、テレビ朝日系のメガヒットドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』では、狡猾でありながらどこか憎めない東帝大学病院の蛭間重勝院長役を怪演。「御意(ぎょい)」の決め台詞とともに、アドリブ満載の演技で作品を牽引しました。
関西の人気長寿番組『探偵!ナイトスクープ』では2代目局長を約19年間にわたり務め、依頼者のVTRを見ながら涙を流す情に厚い人柄が、全国のお茶の間で深く親しまれました。さらに歌手としても『もしもピアノが弾けたなら』が大ヒットを記録し、NHK紅白歌合戦では歌手・司会・審査員のすべてを経験するなど、エンターテインメント界の全方位で輝かしい足跡を残しました。