国会議員が生活を送る宿舎は、衆議院と参議院でそれぞれ専用の拠点が用意されています。その中でも代表的な存在が、港区赤坂に位置する衆議院新赤坂議員宿舎と、千代田区紀尾井町に隣接する参議院清水谷議員宿舎です。
最も供給数の多い標準タイプの間取りは3LDK(専有面積:約82平方メートル)です。一般的なファミリー向け分譲マンションと同等以上の広さを誇り、リビング・ダイニング・キッチン(LDK)に加え、独立した個室が3部屋配置されています。地方から上京する議員の単身生活だけでなく、公設秘書の待機や家族の同居を想定した設計となっています。
具体的には以下のような部屋構成が基本パターンです。
- リビング・ダイニング(約14〜16畳):来客や打ち合わせスペースを兼ねたゆとりある空間。
- 主寝室(約7〜8畳):議員本人のプライベートおよび睡眠スペース。
- 書斎・執務室(約5〜6畳):国会答弁の準備や政策資料の保管を行うスペース。
- 予備室・家族室(約5〜6畳):家族同居時や上京時の宿泊スペース。
参議院清水谷宿舎においては、多様なニーズに応えるため3LDK(約80平米)のほか、2LDK(約60平米)や1LDK(約40平米台)といった単身向けタイプも用意されています。しかし、国会論戦の準備や陳情客への対応など、議員宿舎が「単なる住居」ではなく「準公務スペース」として機能している側面から、広めの3LDKタイプが全体の多くを占めています。