インターネット上で囁かれている「淀川花火大会の無料席が廃止された」という噂ですが、結論から言えば「半分正しく、半分は誤り」です。左右両岸で状況がまったく異なるため、正確な地理関係を把握しておく必要があります。
まず、梅田側(南側・左岸河川敷)については「無料席が廃止された」という表現が完全に当てはまります。淀川左岸線(高速道路)の延伸工事や堤防強化工事の影響、さらに観客の安全確保を理由に、梅田側の河川敷は一般観覧エリアおよび無料席がすべて閉鎖されています。フェンスによって河川敷への進入路が完全に遮断されており、梅田側から花火を見るスペースは一切用意されていません。
一方で、十三側(北側・右岸河川敷)には現在も一般無料観覧エリアが設置されています。ただし、近年の警備体制強化や安全スペースの確保、協賛観覧席(有料席)の拡張に伴い、かつてに比べて無料エリアの面積が大幅に縮小しているのが実情です。決して「全廃」ではないものの、以前のような広大なスペースで気楽に座れる状況ではなくなっています。