なっちんの生みの親は、イラストレーター・ロボットデザイナーとして活躍するmoi(モイ)氏です。同氏がSNS上で発信していたオリジナルメカ「陸上自衛隊07式-III型戦車 なっちん」がすべての始まりでした。
設定上の世界観も極めて緻密に構築されています。西暦2090年の未来、高度未来予測型AIを搭載した「新型ジロン級ジープ」として開発された自立型ロボット――それが07式戦車なっちんです。搭乗型ではなく自律思考を持つパートナーのような存在であり、人間味あふれるAIの性格設定が、デザインの愛らしさと見事にリンクしています。
SNS上でのガレージキット展開や自主制作発信からスタートしたこの企画は、その圧倒的なデザインセンスとバックボーンの深さから急速にファンを獲得し、模型メーカー大手であるコトブキヤの手によって商業プラスチックモデル化されるというシンデレラストーリーを歩むことになりました。