「6月からのスタートでは収穫時期に間に合わないのではないか」という不安の声を耳にしますが、園芸学的な視点から見ればむしろ理想的な環境が整っています。4月下旬から5月上旬の定植では、遅霜や寒の戻りによって苗がストレスを受け、生育が一時的に停滞するケースが珍しくありません。対して6月は地温・気温ともに十分高く、植え付け直後から根が力強く伸長するため、結果として初期成長の遅れを一気に挽回できます。
特に初心者にとって、寒さ対策が不要な初夏は温度管理のハードルが最も低い季節です。夏の日差しと高い湿度をエネルギーに変えて育つ熱帯原産の野菜を選定すれば、植え付けからわずか1〜2ヶ月で収穫期を迎え、秋が深まる10月〜11月頃までフレッシュな収穫を楽しめます。