櫻井翔が慶應義塾大学を卒業した2000年代初頭、男性アイドルが名門大学を卒業することは極めて異例のケースでした。それまでの芸能界では「学業とアイドルの両立は困難」「学歴は芸能活動に直結しない」という風潮が根強く残っていたためです。
しかし、櫻井翔はその固定観念を自らの行動と実績で打ち破りました。大学卒業から2年後の2006年秋には『news zero』(日本テレビ系)の月曜キャスターに就任。アイドルの枠を超えて選挙特番やオリンピック現地取材を任されるまでに成長し、独自のキャリアモデルを確立しました。
この成功は後輩たちにも絶大な影響を与え、NEWSの小山慶一郎(明治大学卒)や加藤シゲアキ(青山学院大学卒)、Snow Manの阿部亮平(上智大学大学院修了)、Sexy Zone(現timelesz)の菊池風磨(慶應義塾大学総合政策学部卒)、美 少年の那須雄登(慶應義塾大学経済学部卒)など、「高学歴アイドル」という新たなジャンルが定着する決定的な道標となったのです。