ネット空間特有の過激な言葉遣いや、特定個人への過剰なバッシングが問題視されることもある。しかし、セレッソ大阪のファンが集う主要な掲示板では、独特の自浄作用が働く場面もしばしば見られる。審判の判定に対する不満やチームの連敗でスレッドが荒れそうになった際、冷静なスタッツ提示や過去の苦境を乗り越えた歴史を投稿し、場の空気を諫める古参ファンが存在するのだ。
「愛があるからこその厳しさ」と「誹謗中傷」の境界線をどこに引くか。運営側のモデレーション技術向上に加え、サポーター側の自律的なリテラシーも高まりを見せている。クラブに対する健全な批判と、チームを鼓舞するポジティブなエネルギーのバランスを保とうとする努力が、コミュニティの質を支えている。