既存の文脈を完膚なきまでに打ち破った。かつてアニソンやキャラクターソングの領域で当然とされていた「ファンを笑顔にする明るいメッセージ」は、ここには存在しない。
斑鳩ルカの叩きつけるようなボーカルと完全にシンクロする歌詞は、キャラクターソングの概念そのものを再定義した。聴き手に対して媚びを売るのではなく、自身の痛みをグロテスクなまでに開示するアプローチ。この尖りきった表現スタイルこそが、CoMETIKというユニットを既存のアイドル像から遠く引き離し、唯一無二のオルタナティヴな存在へと押し上げた原動力だ。