燃料選びにおける最も確実な鉄則は、「自動車メーカーが取扱説明書で指定した燃料を忠実に守ること」に尽きます。
燃料選びの判断基準
- ハイオク指定車:迷わずハイオクを給油すべきです。ガソリン代を数十円節約するためにレギュラーを入れ続けると、燃費悪化で相殺されるばかりか、ノックセンサーによる制御限界を超えた際のエンジンオーバーホール費用(数十万円)という巨大なリスクを背負うことになります。
- ハイオク推奨車:予算を最優先したい街乗り中心の走行環境であればレギュラー運用も選択肢に入ります。ただし、ロングドライブやワインディング走行で本来の走行フィールを楽しみたい場合はハイオクを選択するのが賢明です。
- レギュラー車:ハイオクを入れる必要はありません。浮いた燃料費を定期的なエンジンオイル交換やフィルター交換に充てるほうが、車両の寿命を格段に延ばせます。
ガソリン代節約と燃費改善の最新知識
燃料のグレードを変えて節約を試みるよりも、日頃の走行習慣を見直すほうが遥かに大きなコスト削減につながります。
- タイヤ空気圧の定期点検:指定空気圧から50kPa低下するだけで燃費は約2〜4%悪化します。月1回の無料点検を習慣化することが推奨されます。
- 「ふんわりアクセル(eスタート)」の実践:発進時の最初の5秒間で時速20kmを目安に緩やかに加速するだけで、市街地走行の燃費が約10%改善します。
- 不要な車載荷物の降車:トランクに積みっぱなしのキャンプ道具やゴルフバッグ(約10〜20kg)を降ろすだけでも、加減速時の余分な燃料消費を抑制できます。