白米千枚田の維持・管理には、膨大な人手と資金が必要です。地域住民の高齢化が進む中、再生の大きな原動力となっているのが一般参加型の支援プログラムです。
その筆頭が、全国の個人や企業が棚田の一画の「名誉オーナー」となる「白米千枚田オーナー制度」です。オーナーになると、年間を通じて田植えや稲刈りなどの農作業体験に参加できるほか、秋には収穫された貴重な棚田米や輪島の特産品が届けられます。震災後、この制度は「能登を息長く支えたい」と願う全国のファンからの応募が殺到し、定員に達するほどの高い注目を集めています。
また、崩れたあぜの修復や除草作業、イベントの準備などを担うボランティア募集も、受入体制の整備に合わせて定期的に実施されています。活動への参加は輪島市や関連団体の公式窓口を通じて事前登録制で行われており、直接現地で汗を流す支援から、ふるさと納税を活用した寄付支援まで、多様なサポートの輪が広がっています。