プレーヤーが事前に最も把握しておくべきは、東条の森カントリークラブにおける3コースの難易度差です。同じゴルフ場でありながら、各コースの性格と攻略難度は全く異なります。
まず、フラッグシップである「東条コース」は、バックティからの総距離が7,503ヤードに達する国内トップクラスのモンスターコースです。フェアウェイは一見広く見えますが、要所に配置されたクロスバンカーや池、巧みなアンジュレーションが配され、ドライバーの飛距離とセカンドショットの精度がシビアに試されます。コースレートは75を超え、シングルハンディのゴルファーですら気が抜けない骨太なレイアウトです。
対照的に、中・東・西の計27ホールで構成される「大蔵コース」は、フラットでフェアウェイ幅が広く、リゾート感覚で爽快なティーショットを放つことができます。池や谷越えのハザードが適度にアクセントとなっており、女性やシニア、アベレージゴルファーがコンペを開くには最適なバランスを保っています。
そして「宇治川コース」は、自然の起伏をそのまま生かした極めてトリッキーで知略を求められるレイアウトが特徴です。距離自体は短めながら、タイトな落とし所、ドッグレッグ、傾斜の強いグリーンが立ちはだかり、飛距離よりも番手選びとポジショニングがスコアメイクの鍵を握ります。