「無料素材サイトで見つけた画像だから、自社のSNS広告やECサイトのバナーに使っても問題ないだろう」——こうした安易な認識が、思わぬ著作権侵害や施設管理権侵害のトラブルを引き起こすケースが後を絶ちません。商用フリークリスマスツリー写真詳細まとめを精査する上で、知っておくべき決定的な法務リスクが存在します。
無料写真共有サイトに潜む「プロパティリリース」の盲点
PixabayやPexelsなどのロイヤリティフリー素材サイトは非常に便利ですが、プラットフォーム側が投稿者すべての撮影許可を法的に保証しているわけではありません。特に注意すべきは以下の2点です。
- 商業施設やテーマパークの敷地内撮影:有名ホテルや商業施設に設置された巨大ツリーは、施設管理権に基づいて商業目的の撮影・画像公開が制限されているケースが多々あります。敷地内で無許可撮影された写真が「商用フリー」として投稿されていても、第三者がそれを広告に使用した場合、施設側からクレームを受けるリスクが残ります。
- オーナメントや美術品の著作権:有名アーティストが手掛けた特殊なアートツリーやキャラクターを模したオーナメントは、美術の著作物として保護されている場合があります。ツリー単体の引きの構図であれば風景の一部(写り込み)として扱われる余地がありますが、特定の著作物をクローズアップした画像素材の商用利用には厳重な警戒が必要です。
個人がスマートフォンの壁紙に設定したり、個人の非営利SNSアカウントに投稿する分には法的な問題は生じません。しかし、収益化ブログのアイキャッチやWeb広告、印刷物に使用する場合は、モデルリリース(肖像権許諾)やプロパティリリース(所有権許諾)の取得が明記されている有料ストックフォトサービスを利用することが、実務上最も確実なリスクヘッジとなります。