Excel標準偏差の決定版!Stdev. SとPの違いと偏差値計算の極意

Excel標準偏差の決定版!Stdev. SとPの違いと偏差値計算の極意

Excel標準偏差の決定版!Stdev. SとPの違いと偏差値計算の極意の全貌を丁寧に掘り下げてご紹介します。

標準偏差の計算は単体で終わるものではありません。AVERAGE関数とSTDEVを連動させることで、社内試験や営業成績の評価で多用される「偏差値」を簡単に割り出すことができます。

1. 基本的な標準偏差の数式入力

売上データやテストの点数がセルB2:B51(50件)に入力されている場合、任意の計算セルに以下のように入力します。

=STDEV.S(B2:B51)

これにより、50件のサンプルデータから導かれた不偏標準偏差が一瞬で算出されます。

2. Excel偏差値の出し方(計算式の実装)

統計学における偏差値は、「平均を50、標準偏差を10」に標準化した指標です。個人のスコアがセルB2、集団の平均値がセル$E$2(AVERAGE関数で算出)、標準偏差がセル$E$3(STDEV.Sで算出)にある場合、偏差値を求めるセルには以下の数式を組みます。

=(B2 - $E$2) / $E$3 * 10 + 50

または、関数を直接入れ込んで1行で記述することも可能です。

=(B2 - AVERAGE($B$2:$B$51)) / STDEV.S($B$2:$B$51) * 10 + 50

この数式をオートフィルで下方向へ展開すれば、データ全員分の偏差値が一覧化されます。平均点ちょうどであれば偏差値は50.0、平均から「標準偏差の1倍分」高ければ60.0、2倍分高ければ70.0となります。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。