アクセサリーメイキング界に大きな転換期をもたらしたのが、オーストリアのクリスタル大手・スワロフスキー社によるDIY・リテール向け卸売り事業の再編でした。この市場激変に対し、貴和製作所がいち早くパートナーシップを結び主力に据えたのが、ボヘミア地方の伝統を継承するチェコの名門「プレシオサ(PRECIOSA)」です。
プレシオサ社製クリスタルは、精密なマシンカットと鉛フリーの環境配慮技術、そして光の屈折率を緻密に計算したカッティングによって、スワロフスキーに匹敵する眩い煌めきを放ちます。貴和製作所では、石座金具(セッティング)との精密な適合規格を維持し、サイズごとの収まりや爪留めのしやすさを徹底的に検証しているため、作家がストレスなく乗り換えられる環境が完成しました。
ビーズだけでなく、丸カン、Cカン、Tピン、9ピン、イヤリング・ピアス金具といった「基礎金具」の精度の高さも見逃せません。切れ目の隙間が均一で、硬すぎず柔らかすぎない真鍮の焼き入れ加工が施されているため、工具の跡がつきにくく、開閉を繰り返しても折れにくいというプロ目線の耐久性が担保されています。