夏場のキッチンで長時間火を使いたくないという悩みを解決するのが、下処理の科学的時短テクニックだ。通常、茄子にカレーの味を染み込ませるには一定の煮込み時間が必要とされるが、あらかじめ電子レンジを活用することで調理時間を一気に短縮できる。
切った茄子に少量のサラダ油またはごま油を全体に絡め、耐熱容器に入れてラップをし、600Wのレンジで約1分半加熱する。こうすることで茄子の細胞壁が適度に破壊され、油の膜が旨みを閉じ込めると同時に、カレー液に投入した瞬間にスーッと味が染み込む状態が完成する。
一方のピーマンは、カレーの鍋で一緒に煮込んでしまっては彩りが損なわれ、食感もくたびれてしまう。フライパンで強火かつ短時間で表面だけをサッと炒め、食べる直前にカレーの表面へトッピングするのが鉄則だ。シャキッとした歯ごたえと鮮やかな緑色が残り、見た目の美しさと食感のアクセントを両立できる。